ナルシスロジ男の日常

ナルシスロジ男の日常3:顔の濃いイケメンと薄いイケメン

こんにちは、たぬまるです。

ナルシスロジ男は、自分に絶大の自信を持っています。

 

「あ~最近服買ってないな~外出しなくなったからもうあんまり要らないか~」

「おしゃれは大事やで」

「私は美味しいもの食べてる時の方が幸せなのでね!あと身長が低くて自分に合う服がないからファッションを楽しみにくいっていうのもある」

「小さい女性向けの店とかないん?」

「あるけど、流行のデザインとかだとやっぱあんまりないんだよね」

「ちんちくりん体型やと大変やな」

「やかましわ!」

「俺はおしゃれ楽しみ放題でよかったわ~生まれ変わってもまた俺になりたい」

「とんだハッピィ野郎だな、オイ!」

「現時点で、この俺の人生における唯一の懸念は何かわかるか」

「1ミクロンも興味ないけど…仕事の成功とか?」

「そんなものは懸念ではない。常に結果が出るように最高の仕事をするだけや」

「お、おう…」

「俺の人生への懸念はひとつ、”老化への対応”や」

「別に若作りしなくても、年齢を重ねたらその年齢に応じた外見に誇りをもてばいいじゃん」

「あかんねん。常に最高の自分でいたいねん」

「お前は一体誰なんだ」

「やっぱ俺って得やねんな。顔の濃いイケメンより薄いイケメンのほうがどんな服も似合うからな」

「顔が濃い薄いの話の前に、その”自分はイケメン”っていう前提なんなの?!なぜその程度の顔でそんなに自信持てるの?!逆にウケるんですけどw」

「俺は思ってないでw 周りが言うねん。会社で王子って呼ばれてるし」

「どこが王子wそれ信じてるのはヤバイw ホワイトデーにピエールエルメのマカロンタワーを会社に届けるとかいうキザなことしたからっていうだけでしょ?」

「ちゃうねんちゃうねん。普段から気品が漂ってるねんな」

「こんなチョロい上司だったら仕事ラクだわ」

 

 

彼のこのポジティブすぎる思考術を生かすために「自己肯定感の高め方」という本を出すべきだと思う。

 

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